自己紹介

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Wales, United Kingdom
日本と英国を行き来する2人のバイリンガルキッズの母。ロンドンで生まれた子供たちを連れて日本へ。横浜で英語で創作絵本を作るキッズ・クリエイティブ・ライティングの教室を開き、英語の絵本の出版。小学校で不登校になった息子を連れて、またまた英国へ。イギリスの自然と息子のテニス・トーナメントの応援と野菜作りを楽しむ日々を過ごしていましたが、社会人学生として大学に入学。
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2014年3月9日日曜日

イギリスの小学校 答えのない宿題

 答えのない宿題  

日本から転校した英国の小学校で、転校生ということで宿題が免除になった息子にもいよいよ宿題が出されました。
息子にはいきなりハードルの高い作文 
作文のように正解がはっきりわからない宿題は息子には難しい課題なのです。

「どんな答えを求められているのか」と悩む息子に 「好きなことを書けばいいのよ。」とリラックスさせようとするのですが、 宿題の紙を目の前に固まってしまう息子

毎朝晩その宿題の紙を前に時間が止まってしまったかのような息子
 父親も「6年生になって何がしたいか一つずつ表にしていこう。」と提案したり、息子と議論をしたり、家族全員で取り組む宿題。

先生から手書きが難しかったらコンピューターを使っても良しという許可が出ていましたが、自分で手書きにすると受けつけない息子。

『コンピューターだったら、親が書いてもわからないし、宿題も終わって楽なのに。。。』

白紙の宿題の紙を目の前に頭をたれてうずくまっている息子の背中を見ながら母はずるい気持ちになるのですが、絶対納得しない息子。

宿題が気になって、夜も何度も目が覚めてしまいます。
朝もいつもより目が覚めるのが早くなります。
母より早く目が覚めて、ダイニングテーブルで真っ白な作文用紙を目の前に座っている息子。

「だったら宿題しなくてもいいじゃない。先生に宿題が難しいといった方がいいんじゃない。」
宿題ができないことでまた不登校になったらどうしようと心配になってきた母に「絶対に先生に宿題のことを相談しないでね。」と釘を刺す息子。

 宿題提出の日が近づくに真っ暗な息子の寝室からすすり泣きが聞こえてきます。

提出期限の当日の朝、「学校に行けない。」という息子の言葉を半分予期しながら母は朝ごはんの支度をしていると、ダイニングルームに駆け込んできた息子。

「宿題はできなかったと先生に説明する。」といいながら、まっしろな作文用紙をカバンにしまいます。

 「あっ、そう。」元気に学校に出かけた息子の後ろ姿を見ながら、思わず気が抜けた母でした。

答えを出さなくていい宿題 

放課後、『白紙の宿題はどうなったのかなぁ。』一日中気になっていた母のもとに 元気に帰ってきた息子。

 「先生から、あの宿題は『君のための宿題』だから、提出しなくていいって言われた。」
「他の子は提出したけど、僕は宿題について考えたり取り組んだりしようとしたから、それだけで十分だって。」
 「お父さんと宿題についてどんなことを話したか聞かれて、こんなことを話したと説明したら、それで十分だと言われた。」

母にとってはよくわからない説明ですが、息子は十分納得したみたいです。

 君のための宿題 
子供たち一人一人勉強への取り組み方は違います。

 答えを書こうが書かないでいようかは問題じゃない。 
宿題の問題について考えただけでも十分な答えになる。 

答えを求められない宿題はそれからも息子にとって大きな励みになりました。
 なによりも宿題ができなくても先生に説明して納得してもらえたということが息子の一番の自信になったのでした。



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2014年2月27日木曜日

不登校生と答えのだせない宿題

正解のない宿題

海外からの転校生ということでイギリスの小学校で宿題が免除になった息子。
転校してから何週間が過ぎ、5年生もあとわずかで終わりです。
学年末を目の前に、いよいよ息子にも宿題がでるようになりました。

息子に出された最初の宿題は作文。
「小学校6年生になるにあたり自分の抱負を書きなさい。」
いきなりのハードルが高くなりました。

 英語のタイトルの直訳は 「9月から最終学年になるにあたり、どんな6年生になりたいか。」
 題名が難しいが優しいかは関係ありません。

正解のない質問
英語で言うとオープン・クエスチョン(Open Question)というのでしょうか。
作文みたいに自分の気持ちや考えを書きなさいという問題は、息子には目茶苦茶ハードルが高いのです。

 無制限に答えがある分、何を求められているのか考えすぎて固まってしまう息子。

 「自分が思ったように好きなこと書けばいいのよ。」と大人はアドバイスしますが、
 「僕はどう答えたらいいの。どんな答えを求められているの。正解は何?」と悩む息子。

宿題の紙を前にもんもんとして座っている息子
 今回は鉛筆も手にできず、何も起こらない時間がまた長く続いていきます。

先生、なんで足し算とか引き算とか正解がはっきりしている算数の計算とかを宿題にしてくれなかったのかしら。。。 ため息のでる母でした。

不登校生と答えの出せない宿題 たし算 いちたすいちの答えは
いちたすいちの答えは

答えのだせない宿題 

正式な不登校生になってから数ヶ月、2年生も半分を過ぎた頃
「僕、宿題してみようかな。算数の足し算だったらできそう。」と突然言い出した息子。

家の机の引き出しにたんまりたまっていた学校からの宿題。
その中から簡単そうな問題を選びます。
二けたの足し算は難しすぎてだめ。

一けたの足し算なら。。。
 「1+1=  」という問題がありました。
足し算の基礎。
この問題ならいくら小学校1年生から不登校になった息子でも絶対とけると母は確信します。

 他の問題をじーっと見ている息子に「この問題なら簡単じゃない。」と提案してみます。
 じーっと問題を見ながら考えている息子。
止まってしまった時間に待ちきれず母は思わず教えようとします。
 1年の時、習ったように数字の上に丸を書いて、ほら丸が一個と一個でいくつ?

 「わかんないなぁ。」という息子の返答に、
 「答えは2でしょ。」待ちきれなくて思わず答えをいってしまう母でした。

 「答えは2かなぁ?3の可能性はないのかなぁ?答えは絶対3じゃないって言えるのかなぁ?」

『えっ?』そう聞かれると、どう答えたらいいか急に困る母。

「まぁ、小学校の算数では1たす1は2でいいんじゃない。」と宿題を早く進めたい母は答えを書くことを促すのですが。

「うーん、僕にはわからないということで答えはゼロと書いておこう。」 と答えの欄に数字の0を書いた息子。

 1+ 1=0 

『ひぇ~。どうしてそうなっちゃうの。』 

久しぶりに書いた数字。0がきれいに丸く書けません。片側がへこんでえくぼのような丸。
 「うーん、なんだかうまく書けなかったなぁ。消しちゃおう。」と消しゴムに手をやる息子。
 息子が鉛筆を持って数字を書く姿を見たのは何ヶ月ぶり。

 『せっかく書いたのにもったいない。』
 答えが間違っていることは関係ありません。

宿題をやったことが大きな進歩。
消されないように慌てて宿題の紙をかばいますが、時すでに遅し。

うすくなった少しゆがんだゼロの数字を恨めしそうにみつめる母でした。




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2013年10月25日金曜日

イギリスの小学校 自己紹介

ハードルの高い自己紹介

自己紹介って、大人でも、「なんて言おうかな。」なんてドキドキするものです。

たしかに、大人になると、「自己紹介で、面白いことを言って、うまく印象付けよう。」なんてつまらない受けを狙ったりするので、緊張が高まるのですが。 

不登校生の息子に、自己紹介はハードルが高い。かなり高い。

 「自己紹介というと、たいがいは、名前を言って、『よろしく。』と、頭を下げれば終わりなんじゃないの。」と思いますが。 そうは、思わないのが、まだ人生経験の少ないピュアな子供たち。

 学校に毎日行っていれば、知っている人間の間でのあいさつが、日課のほとんどですが、息子は、学校から足がだんだん遠くなるにつれ、学校の友達や知っている人でも、道端でばったり出会っただけで、顔がこわばって、身体が固まってしまったりします。

 ところが、不登校生になると、いろいろな教育相談所、カウンセリングや病院などと不定期な場所に連れて行かれたりして、初めての人にあいさつをしないといけない場面が、かえって多くなったりして。理不尽ですね。

英国の学校へ転校1日目

イギリスの学校に転校する時に、この自己紹介が、彼の大きな不安の材料の一つでした。もちろん、他にもいっぱい不安な材料があったのですが。

 「自己紹介しろって言われたら、どうしよう。」

転校第1日目、家を出たまではいいけど。 息子の足は、3歩踏み出し、2歩下がる。『また、これかぁ。』わずか、数分の学校までの道のりがすごく長く感じます。

それでも、途中から心を決めたのか。学校の門をくぐることができました。
 「行ってらっしゃい。学校楽しんできてね。」 こんな声かけが、息子にできる日が来るとは。。。

イギリスの小学校は、公立の学校でも、生徒の送り迎えがあります。5年生になっても、ほとんどの生徒の家族が、学校の門の前で、子供たちが出てくるのを待っています。

 息子も校舎から、元気に出てきました。

開口一番。 「自己紹介はなかったよ。でも、みんな僕の名前を知っているんだ。前から知っているみたいで。今朝も、僕の名前を呼んで、『おはよう。』ってあいさつしてくれたんだ。どうして、僕の名前知っているのかな?」

次の日も、学校から帰ってくると、「同じクラスの子だけじゃなくて、他のクラスの子や上級生も僕の名前知っていて、声をかけてくるんだよ。」

「お友達できた?」と聞くと、 「みんなが、僕の名前知っているから、名前を呼ばれて、声をかけられると、なんとなく、友達っぽくなったりするんだよ。」


転校3日目の自己紹介

そして、転校3日目。「今日、僕は、自己紹介したんだよ。」
『いよいよ、自己紹介か。』母親の胸の鼓動は高まります。

 「先生が、『そろそろクラスのお友達の名前も覚えてもらいましょう。』と言って、みんなが一人づつ自己紹介して、最後に僕が自己紹介したんだ。日本のことを話したよ。」 嬉しそうに話てくれた息子に、学校への不安さなど感じられませんでした。

「でも、自己紹介する必要あったのかなぁ?だって、もうクラスの半分くらいの子とは、一緒に遊んで名前も覚えているもの。」 

新天地での出発は、緊張しやすい転校生への先生方や学校の生徒の優しい心遣いから始まりました。

イギリスの小学校 自己紹介ができたよ ゆっくりのかたつむりからジャンプができるかえるに脱皮
かたつむりからかえるへ脱皮? 高いハードルがだんだん小さくなっていきます

小学校1年生で不登校生になった息子が、海を越えて、イギリスの学校へ。転校した日から、学年末までの息子の出席率は、98.6%でした。不登校さようならっていえるかな。



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2013年8月30日金曜日

英国の特別支援 イギリスの小学校

通知表の不思議

不登校で日本では勉強もなかなかできなかった息子が、
アルファベットも間違えずに書けなかった息子が、

イギリスへ転校して、わずか1年と2カ月で、イギリスの6年生と同じ学習レベルに達成できたと言うのはどうしてなのだろうか。

 小学校6年生学年末の通知表を見て、とても不思議に思いました。 

やはり、これはひとえに、イギリスの特別支援システムのお陰だろうと思います。

息子は、日本の小学校5年生になる春に、イギリスの小学校に転校しました。
 そして、イギリスの小学校で、息子はSENの生徒になりました。

 イギリスでは、特別支援は、Special Education Needs と言います。
これは、特別教育の必要性(特別教育支援)ということで、
特別な教育が必要な子へのサポートという意味です。 

日本で、不登校生の息子は、特別支援学級の生徒でもありませんでした。

 引っ越してから数週間後、ようやく近所の小学校に入学できることが決まり、
「不登校生だったことを言うべきか。」悩みました。 

転校したからといって、息子が登校できるとは限りません。
これが理由で、日本でも、他の学校に転校することをためらっていました。 

「英語での教育を受けてないどころか、日本でも小学4年生修了の学力には程遠いし、通えない可能性が大きい。」
 不登校生だったことを伝える為に、転入前に、親だけで学校に面接に行きました。 

面接した副校長先生は、息子が不登校生だと言う話を聞いた後、一言。

「息子さんは、特別支援の生徒としてのサポートが付きます。」 

そして、こう説明してくれました。

「でも、これは彼が不登校生だったということに関係なく、彼が英語圏以外の国から来た転校生だからということでつくサポートです。」 

「イギリスの特別(教育)支援は、身体的障害から学習障害・発達障害、海外からの転校生まで幅広く含まれます。」 

「だからと言って、サポートの内容に制限が付くわけではありません。サポートの内容は、この学校の特別支援のコーディネータが決めます。」

「この学校には、SENの資格を持つ教師は数名います。私もSENの資格を持つ一人です。つまり息子さんはどのようなサポートが必要かは、この学校の教師が決めて行きます。」

SEN(特別教育支援)のクラスメイト

イギリスの学校は、特別支援の子供は、特別に先生が一人つき、普通学級のクラスで勉強します。

 つまり、クラスに一人でも特別支援の子供がいると、そのクラスには、担任のほかにもう一人の先生が付くわけです。

 この面接の時に、娘が通っていたロンドンの小学校のことを思い出しました。 

娘のクラスには、学習障害(LD)の子がいました。
彼のためにアシスタントの先生がついていました。

学習障害があるからと言って、いつも先生が必要だとは限りません。
その子が、一人でできるアクティビティの時には、その先生は、クラスの他の生徒達のことの面倒をみてくれました。 

クラスに学習障害のある生徒がいても、先生が多くなれば、そのクラスの他の子たちもその恩恵を受けるわけです。 

娘のクラスメイトのイギリス人のお母さんが言った言葉を忘れられません。

 「(学習障害のある)○○君がいるから、うちの子のクラスには、アシスタント・ティーチャー(先生)がつくからラッキーね。」 

こうして、息子は特別支援SEN)の生徒として、

教室で、アシスタントの先生についてもらって、クラスメイト全員と一緒に、

あるいは、別の部屋で、個別に一人の先生と、

時には、少人数グループの取り出し授業など、

いろいろな形のサポートを、イギリスの小学校で受けていったのでした。




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2013年8月26日月曜日

英国の小学校の卒業式 2 グラジュエーション・ハットと日本の旗

卒業式の黒い角帽

日本の小学校で同じクラスのお友達と一緒に朝会にも出ることができなかった息子。
日本で、厳かに行われていく長女の卒業式に出席している時、
不登校だった息子が同じように壇上をあがっていく姿を想像もできませんでした。

その彼が、イギリスの小学校に転校してわずか1年と2カ月。
クラスメイトと一緒に卒業式で壇上に立てるとは。。。

7月の卒業式、サマードレスを着て座っているイギリス人のママたちにまじり、
学校の講堂に座ると、在校生が入ってきて、朝会が始まりました。

校長先生の短いあいさつが終わると、6年生の生徒の名前が呼ばれました。
呼ばれた順に卒業生の子供たちが、入口から講堂に一人ずつ入ってきて、
卒業証書を手渡されて、壇上に座って行きます。

入口から入ってくる6年生の子達のその頭には、よく洋画の映画とかで見るグラジュエーション・ハット(Graduation Hat)と呼ばれる黒い四角い卒業帽子が。。。

「まるで、アメリカのハイスクールの卒業式見たい。」

娘が以前通っていたロンドンの小学校の卒業式を思い出しながら、盛り上がりのいまいちだった私を裏切ったすばらしい演出。

黒いクラフト紙でつくった角帽は、卒業生たちの手作りみたいで、ひとつひとつ違う模様で飾ってありました。
幾何学模様のパータンだけのもあれば、可愛い絵や文字が書いてあったり、どれ一つとして同じものはなく個性的。

手作りの卒業帽をかぶった生徒達は、卒業証書を片手に、校長先生に壇上の前で握手をした後、嬉しそうに胸を張って、ひな壇に登って行きます。

グラジュエーションハットと日の丸

ひな壇に座る生徒が増えて行き、いよいよ息子の名前が呼ばれそう。

ドキドキしながら、ドアの方を見ていると、名前を呼ばれたお友達の後ろからのぞいている息子が見えました。

彼の頭にも手作りの黒いグラジュエーションハット。
そして、その角帽の真ん中には、大きな日の丸の旗が。


手作りの卒業の角帽 グラジュエーションハットと日本の旗
手作りの卒業式の帽子


日本の小学校では、髪の色が茶色ぽいので、 下級生からは「どこの国の人?」と聞かれたりして、
「僕はイギリス人なのかな?日本人なのかな?」 と何度も質問していた息子。

「あなたは両方なのよ。二つの文化を引き継いでいるのだから。」

一年前に日本人が一人もいないイギリスの小学校に転校。
お弁当に持っていたおにぎりは、クラスメイトをびっくりさせたいで、
「みんなにいろいろ聞かれるから、もう持って行かない。」

でも、最後に、卒業式で自分のアイデンティティーをアピールしてくれました。

「あっぱれ。むすこ。」

最後は、みんなと一緒に、胸を張って、卒業式の壇上に立てたね。


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2013年8月22日木曜日

英国の小学校の卒業式

不登校生だった息子が卒業式に出席できるとも思っていませんでした。


イギリスの小学校の卒業式


息子が英国の学校に転校して4ヶ月で、小学校最終学年になってしまいました。

小学校6年の学年末が近付くにつれて、
親の会から『卒業生のパーティー(Leavers' Party)』のお知らせやら、
息子や彼のクラスメイトの「6年生は卒業前の発表会があるんだよ。』という話やら出始めて、

「やはり英国の小学校でも何やら卒業に向けていろいろあるんだなぁ。」
と盛り上がりの低い母親。

以前、娘が通っていたロンドンの小学校では、日本のような格式のある「卒業式」は全くなし。

一応、卒業生のための会(Leaver’s assembly)は、行われるのですが、
日本の「卒業式」のような式典ではなく、

『卒業生のための朝の朝会』
といった感じのあまりいつもと変わらない卒業生の学校最後の日

ということで、
イギリスの小学校の卒業式には、あまり期待をしていなかったのです。

日本の学校に行かせてよかったと思った事の一つが、格式のある「入学式」や「卒業式」があること。

制服のない学校だと、親だけでなく、子供たちもスーツやドレスを着たり、襟を正して出席するだけに、大きな感動の日ですよね 。

ロンドンの娘の小学校は制服がなく、卒業式だからといって特におめかしをするわけでもなく。

やきもきするうちに、ようやく卒業数日前に学校からのメイルだけのお知らせが届きました。

「Y6 Leavers' Assemblyは、朝9時05分から始まります。」
(Y6とはYear 6の略で、小学校6年生と言う意味という)


英国の卒業証書(Graduation Certificate)
丸い筒に入ってもいなく、リボンと生徒の名前のラベルだけでカジュアル。






7月の卒業式とママたちのドレスコード


『両親揃って、日本の卒業式のようなスーツで行くのもかしこまりすぎるかな。』

こういうときは、イギリスで定番のスマート・カジュアル

普段着よりおしゃれなシャツとスカートとヒールのあるサンダルで学校へ。

学校の講堂にはすでに6年生のカラフルなドレスを着たママたちが、ずらっと座っていました。

<7 月の卒業式>

イギリスの短い夏を楽しもうと、ママたちの服装は、サマードレスが多かったですね。

今年は、特に、天候に恵まれたイギリスの7月。
暖かい日が続き、ジャケットを着ている人は少なかったです。

袖なしのサマードレス小麦色に焼けたヘルシーな肌を見せるのが、イギリスのファッション。
夏になると、フェイク・タンのローションを塗って、白い肌を黄金色にしているママたちが、いっぱいいます。

ジャケットを持って来る人もいますが、白や黄色とかパステルカラーの華やかな色。
夏らしいカラフルなサマードレスをさらに鮮やかにします。

パパ達は、ジーンズの人もいましたが、靴は革靴。

スマート・カジュアルのコツは、足元じゃないかなと思います。
ジーンズでも、スニーカーでなくて、カジュアルな革靴。

女性は、ヒールのサンダル。
日本だと、つま先のでるサンダルは、フォーマル感がなくなりますが、イギリスの夏のファッションは、フォーマルな時も、つま先のでるサンダル。

ただし、ヒールのある靴。

ヒールが高ければ、高いほど、フォーマル感がでると言う感じがします。

今年の北アイルランドのサミットでも、このスマート・カジュアルのドレスコードが話題になっていましたよね。

スニーカーを履いていた安部首相のことも、英国の新聞では取り上げていました。

やはり、スマート・カジュアルのドレスコードのポイントは、足元でしょう。
さすがに英国は、革靴の文化ですね。

英国の小学校の卒業式は、カジュアルな中にも伝統ありということでしょうか。


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2013年8月12日月曜日

英国の通知表 小学校最後の通知表


卒業する数日前に息子が学校からスクールレポート(通知表)をもらって帰ってきました。
 「うれしい。息子に読んであげられる部分がいっぱいある。」
 日本の小学校では、1年生の時を除いて、通知表の最初のページ(各教科の評価のあるページ)は、真っ白でした。クラスで授業も受けていないので、仕方ないですよね。
それでも、コメントの欄には、担任の先生方が、息子についての暖かな言葉を書いてくださっていたので、なるたけ息子には見せないようにしながら、その部分だけを読んであげていました。
といっても、先生から息子に直接手渡されていることもあって、全く見せないと言うのは、無理なのですが。

英国の通知表:School Report

英国では、通知表は、学校からの報告書ということで、スクールレポートと呼ばれています。
親に渡されるのは、年に1回、 年度末の7月に渡されます。
To the parents/Guardian of 息子の名前”と書かれた封筒に張っていて、親より先に生徒が見れないように、ちゃんと封がしてありました。(これも嬉しかったです。)

英国の通知表は、日本と違って、特別な紙で作ってある冊子ではなく、普通のA4のコピー紙に、ずらっーと教科別にコメントが書いてあるだけ。

 このコメントの欄の枠も決まってなくて、「好きなだけ書きました。」みたいな感じに10行以上びっしり書いてある教科もあれば、数行で終わる教科もあって、とっても自由。
最後のページには、担任の先生のコメントと校長先生のコメントとサインが入っています。

 小学校の通知表で、スコアの評価が付してくるのは、SATsテストと呼ばれる全国統一試験の行われる2年・6年生だけ。
それも、試験科目の英語、算数、理科の評価だけで、その他の学年は、このコメントだけの通知表をもらいます。
(ウェールズは、ちょっと違って6年生だけ試験があり、評価科目にウェールズ語も入ります。)


成績表のコメントの書き方:From tutor comments

 今回息子がもらってきた通知表には、それはすばらしい表現がいっぱい書かれていました。

息子の成績表を、私より先に読んだ義理の母は、
「涙をなくして語れない。」と、ハンカチで目を拭きふき。
 
そのすばらしいコメントの一部をご紹介。
 
「英語での学校教育がたった2年目とは思えない。」(英語)
「今年のプロジェクトの中で、彼は本当に輝いた。」(Art
「デザインのプロジェクトでの彼のアイデアは、オリジナルで、独創的である。」(デザイン)
「とても熱心な地理学者である。」(地理)
「熱心で才能のあるスポーツマンであり、体育の教科において、すべての部分で、すばらしいパフォーマンスを見せ、よいコントロール、スピード、体力、強さ、バランスを見せてきた。」(体育)
「第2次大戦のリサーチにおいて、グループの一員として、また、単独でも効果的な調査を行って、歴史に深い興味と熱意を見せた。」(歴史)
「ウェールズ語に触れたのが初めてにも関わらず、彼の語学の進歩は驚くべきである。
その素晴らしい態度と授業へ意欲的な取り込みは賞賛すべきである。」(ウェールズ語)

最後の担任の先生からのコメントでは、「彼は、家族にとっての誇りで、我が校の財産であることを証明しました。」とまで書いてありました。

ここまで言われたら、おばあちゃん泣くよね。

日本人の私は、最初にコメントを読んだ時、感激するというより、
英語で言うと a little overkill”っていう感じで、ちょっと引いてしまいました。

コメントの通知表と一緒に入っていたAssessment Results(学習達成結果)のスコアの紙。

これをみてびっくり。

彼の6年生の英語、数学、理科の3教科の成績は、英語のスピーチを除いて、すべてレベル4と記されていて、6年生修了時の学習達成レベルをクリアしていました。


学習達成スコア表:Assessment results



学習達成レベルと言うのは、ナショナルカリキュラム(National Curriculum)と呼ばれている日本で言う学習指導要領をもとに作られている学習の達成目標なのです。
各学年ごとでなく、2年生(7歳児)、6年生(11歳児)、9年生(14歳児)の修了時に求められている達成目標です。
6年生だとレベル4をクリアしていたら、OKという具合です。

 学習達成目標が、毎年でなく、とびとびの所がいいですね。

1年でできなくても、数年かけてのんびりと達成できればいいよ。」と言うことでしょうか。

小学校最後の通知表は大きな成功の物語 


 日本では、小学校2年生から、クラスで授業を受けることができず、家でも勉強をするわけでなく、これからもずーっと、学力はおぼつかないと思ってました。

英国に来て、教室でクラスメイトと一緒に楽しく勉強できるようになっただけでなく、1年と数カ月で、勉強もなんとかなると分かったわけです。

親としては、喜びよりも驚き。驚きよりも不思議。

不登校だったというだけでなく、日本から転校してきて、アルファベットもまともに書けない生徒が、わずか12カ月で、小学校修了時の学力に達っするという成果をあげた。
これは、英国の小学校の先生方にとっても、成功例だったのでしょう。

通知表の最後に書いてあった副校長先生からのコメントは、

「転校してきた日のはずかしがり屋な彼を知っている私たちにとっては、
今の人を引き付ける笑顔と自信を持った明瞭な態度の彼は、大きなサクセス・ストーリーです。」

とありました。




不登校生英国へ 英国の小学校の通知表 学習達成スコア表 Key stage 2 Assessment results
学習達成スコア表 (Assessment results)
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2013年8月6日火曜日

まさかの学校対抗テニストーナメント 南ウェールズ大会出場 2

英国では、テニスクラブは、基本、すべてウィンブルドンを頂点にした英国テニス協会(British tennis the Lawn Tennis Association) 略してLTAに入会しており、だいたい各町村レベルで地域にひとつはあるのですね。 だから、近くのローカルテニスクラブに入会したら、みんなLTAのメンバーなのです。

と言うことは、ブリティッシュテニスプレイヤーNo.1のアンディ・マレと、私は同じメンバーなのね。
こんな所で、私と彼がつながっているとは。。。と喜んだりしているのですが。

さて、小学校のテニス部とこれがどう関係しているかと言うと。

学校の近くに必ずといっていいくらいLTAのテニスコートがあると言うことなのですね。

息子の小学校の即席テニス部は、地域を広くした南ウェールズ大会ファイナル
(第2戦でいきなりファイナルです。) に参戦する為に、このローカルテニスクラブのコートを使っての特訓となりました。

特訓と言っても、日本の中学校のテニス部のようなものでなく、 週1回1時間。

「やはり、英国式は、のんびりねぇ。」と思っていましたが、

このローカルテニスクラブのコーチから、「テニスはとても技術的なものなので、へんな教え方されたら、 これからのジュニアプレイヤーとしての育成の邪魔をして困る。 ただ、こちらのテニス部の顧問の4年生の先生は、15歳の時に、ウェールズのジュニアNo.1だったし、 今もチームトーナメントで好成績を出しているから、わがクラブの理事会も小学校のクラブの使用を許したんだ。」と一言。

小学校でのテニストーナメントといっても、LTAのトーナメントに出場する時は、 LTAに登録して選手番号をもらわないといけないのですね。

LTAプレイヤーの一番頂点がアンディ・マレで、一番下が我が息子とそのチームメンバー。

こうなってくると、即席テニス部も真剣さを増してきますね。

ちなみに、このローカルテニスクラブと英国の学校のパートナーシップは、『 Schools Club Links(スクール・クラブ・リンク)』と呼ばれているプログラムで、息子の学校だけに限ったことでなく、全国で行われています。

LTAによると2012年に、このプログラムに参加して、スクールテニストーナメントの会場になったテニスクラブは600以上。

イングランドでは、47%の学校が、このような地域のテニスコートを利用しています。 英国のすべての子供たちにテニスをしてもらおうというLTAとテニス・ファンデーションのキャンペーンなんですね。

こうやって小学生以下のテニス人口を増やして、次のアンディ・マレを作ろうという英国の政府とテニス協会の涙ならぬ努力。今年は、ウィンブルドン大会で優勝したのでよかったぁ。でも、これまでにアンディ・マレにかかったプレッシャーがわかりますね。

LTAやテニス・ファンデーションは、スクール対抗テニストーナメントでも、特別支援や障害者の子供たちが、他の子供たちと一緒にテニス大会に出れるようなサポートもしているんですね。
この話は、また、別の時に触れたいと思っています。


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2013年7月28日日曜日

正式な不登校生

校長先生からの初めての電話

校長先生から初めて息子の不登校のことで、お電話をもらったのは、息子が連続30日学校に行かなかった1月の後半でした。

息子が、学校を頻繁にお休みしだしたのは、1学期から。
電話を受けた時は、半年以上たっていました。

その前に、校長先生にご相談したのは1回だけ。
なぜか?

今になってみると不思議なのですが、息子が入学した時に、校長先生も赴任されたばかりで、あまりお話しをしたことがなく、その点、副校長先生は、娘が編入した時から、お世話になっていたこともあるでしょう。

それよりもなによりも、学校へ電話すると、だいたい副校長先生が電話に出られるので、話す回数が多かったこともあります。

とりあえず、担任の先生以外の誰かに相談したいという気持ちだけで、誰に相談するのが一番いいのかということなど、ゆったりと考える余裕がなかったのかも。

「校長先生にも会って話した方がいいのでは?」と主人に言われて、校長先生にお会いした時に、「息子さんのことは、副校長から聞いています。担任と副校長に任せてあります。」といわれたこともあり、それ以上に、これ以上息子のことで多くの先生に迷惑をかけてはいけないと思っていたこともあり、いつもご相談するのは副校長先生でした。

正式な不登校生とは

さて、この時の校長先生のお電話で、息子は、この学校の不登校生第1号と教えられ、仰天。

 「そんなはずが。。。他の学年やクラスでも休みがちな生徒さんや保健室へ登校しているお子さんがいるのに?」 と、親が思えど、3学期になってからこの日まで、1度も学校に登校していなかった息子。

 晴れて、正式な不登校生になったのでした。

 私は、この時の校長先生からのお電話で初めて知ったのですが、年間で通算30日以上生徒が登校しないと初めて不登校生となるそうです。

こんなことも知らずに、半年以上も過ごしていたのかと思われるでしょうが、多分、思いつきもしなかったのでしょう。

学校に着いても、クラスに入れなかったり、学校まで歩いていっても、途中でかえってきてしまったり、1日1日が非常事態でした。

よく息子のお友達のお母様から、「息子さんが学校にいかなくても、ゆったりと構えていて。」と言われていたのですが、とんでもない。

私や主人にとっては、息子がクラスでお友達と一緒に勉強ができなくなってからは、西からお日様がのぼるような毎日。

息子の学校は、全児童数200名位のアットホームな学校で、家族3世代この小学校の卒業生と言った家庭がいっぱいいる学校でした。
校長先生から息子が『正式な不登校生』となった話を聞いた時、「こんな素敵な学校に不登校生をつくることになってしまった。」と言う申し訳ない気持ちでした。

 さて、この日のお電話で、校長先生が、できるだけ早くお会いしたいということで、すぐに息子の所に、学校が終わった後に会いに来て下さったのでした。

 この時、何か大きく変わったような気がしました。


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2013年7月26日金曜日

学校対抗テニストーナメント ブリティッシュ・テニス 

まさかの学校対抗テニストーナメント 南ウェールズ大会出場。


日本で不登校になった息子を元気づけようと、テニス好きな父親が、毎日のように近くの公園のレンタルテニスコートに連れて行った甲斐があったのか、日本では近所の方や公園で知り合った方からテニスに誘われていた息子でした。

テニスを通して友達を作ってほしいと父親が、英国でも最初にしたのは、学校への編入手続きと家族全員でテニスクラブに入会。

入ったテニスクラブは、この地域で一番か二番に規模の大きいといわれているクラブ。
「この子たち、クラブハウスに住んでいるのかしら???」と思うくらいジュニアプレイヤーがいつもたむろしているにも関わらず、誘われても入れないでいる息子。

息子が一緒にプレイできるのは、パパとママと姉だけ。

「うまいんだから、ジュニア・スクァッドの練習に参加したら?」と何度も声をかけてもらっても、遠くから見ているだけ。

昨年9月に学校にもテニス部ができたと聞いたのに、結局、入らずじまいでしたが、
突然、「5月に学校対抗のテニス大会があって、トーナメント用のテニス部ができるから、それに入ることにした。」という息子。

「えぇ。。。」というのも、そのクラブ入会の紙が渡されたのが、春休みも終わった4月。
5月にトーナメントがあるのに、今ごろテニスクラブ作っているの???

英国のテニストーナメントと言えばウィンブルドンですが、実は、ウィンブルドンはBritish tennis the Lawn Tennis Association (LTA)という早くいえば英国テニス協会が主催している英国で一番大きな大会で、このLTAが英国のいろんなところでテニスを広めようと活躍しています。

そのひとつが、この学校対抗テニス大会。なんと、小学校レベルでテニスを推薦してくれたら、テニスラケットを上げるとか、学校対抗のテニストーナメントに参加してくれた学校の生徒は、ウィンブルドンテニス大会へのチケットを無料であげるとか気前がいいのです。

そこで、それに便乗した息子の学校の4年生の担任の先生。
「5年生以上で、いままで学校以外でテニスレッスンを受けたことのある子だけが入会可能。」というテニス部を作りました。

テニスは技術的なスポーツで、個人戦なので、小学生でテニスができると言えば、親からのインプットが必須。さらに「トーナメントに出るとなると、それなりに打ち返したりする技術がなければいけない。」ということで、このテニスレッスンの経験のある子だけというのは納得するのですが、でも、そうなると公立の小学校では、大半は入れないことになるのでは。。。と思っていましたが。(日本だったら、「不公平だ。」とか親からのクレームが来そうですが。。。)

ふたを開けると、1学年60人中16名入部。イギリスでのテニスの根強さがうかがえました。
学校対戦はシングル・ダブル選となるので、16名8ペアができ、放課後の部活が行われました。

息子は、なんとファーストチームのリーダーになったと言うので、さらにびっくり。

ファーストチームとは、うまい順で、最初のチーム。1チーム4名が選ばれ、対戦順はチームで一番強いリーダー同士から。
でも、だれが息子をリーダーにしたのでしょう???
花形プレイヤーへのいきなりの昇進にも臆せず、「勝ち進んだら、イギリス本土の選手と戦うんだよ。」と喜んでいる息子。「これがうちの子?」と思うほどの劇的な成長。戸惑う母でした。。。
学校に毎日通うだけでなく、部活まで。。。心配で手放しで喜べないまま。。。
主人いわく「テニスネットも張れない学校の校庭での練習じゃたいしたことないよ。」と言っていましたが、

同じ市内でのトーナメントで、なんと息子のチームが勝ってしまい、いきなり市外戦へ。
ウィンブルドンのセンターコートへのチケットですが、8名がいけるということで、いきなり学校での抽選。もちろん、テニス部の生徒がもらえるもとの思いきや、なんと、行きたい生徒は誰でも抽選に参加できるということ。

くじ運のないの母に似て、息子はもらえず。「これって不公平じゃない!!!」と怒る母でした。

ラッキーなお友達8名は、ウィンブルドン大会5日目の金曜日に、学校をお休みして、先生に引率されてロンドンへ。
つづく


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2013年7月25日木曜日

無事、卒業できたよ。 英国の小学校での卒業式

小学校1年生の時から不登校生となった息子が、この6月に卒業しました。

 日本から英国へ。 

 新5年生になる春に日本から英国の公立小学校に転校した息子でした。 

シャイで不安をいっぱい抱えた転校時の息子をしっている英国の学校の副校長先生からのコメントは、「サクセスストーリーですね。」と書かれていました。

 確かに、わずか1年で、 不登校生から、学校代表してテニストーナメントにでるまでの成長をした息子は、 「サクセスストーリー」かしら? 

息子の卒業にあたり、英国での本人のがんばりや先生方のサポートもありましたが、息子も私も日本でサポートをしてくださった方のことを忘れていません。

 学校の先生方や横浜市のハートフルの方々からご近所の方々まで。 

なによりも、なぜ息子が一緒にクラスで勉強できないのかがわからないまま、心配してくれていたクラスのお友達。 

卒業式にかぶった息子の手作りの学帽には、真ん中に大きな日本の旗一つだけついていました。

 「あっぱれ。むすこ。」 

 悲しい思いもした日本での学校生活でしたが、私も息子も覚えているのは、私たち親子をサポートしてくれた方々のことばかりです。 
このことを日本で一緒に悩んでくれた方々に知ってもらいたいと思い、ブログを始めます。




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