自己紹介

自分の写真
Wales, United Kingdom
日本と英国を行き来する2人のバイリンガルキッズの母。ロンドンで生まれた子供たちを連れて日本へ。横浜で英語で創作絵本を作るキッズ・クリエイティブ・ライティングの教室を開き、英語の絵本の出版。小学校で不登校になった息子を連れて、またまた英国へ。イギリスの自然と息子のテニス・トーナメントの応援と野菜作りを楽しむ日々を過ごしていましたが、社会人学生として大学に入学。

2015年1月31日土曜日

新年と不登校生

年明け


新しい年明けは誰にでも新しい未来への幕開けを思わせてくれて、幸せいっぱいな将来を一瞬でも考える事ができる時ですが。

不登校生にとっては、また不安な一年が始めるだけなのです。

『今年こそ学校に行けるようになる。』と思える様になったらいいね。


「新年なんて僕にとっては嬉しくない。」と言う息子の背中に何度つぶやいたことか。

「年明け = 新しい学年 = 不安な将来」

この公式が頭から離れない息子。

小学校1年生の3学期から正式な不登校生になった息子。

息子だけにかぎらず3学期は受験・進学・卒業・入学と将来を考えるイベントがいっぱいです。

不登校生にとって3学期は大きなハードルがいっぱいある時期なのです。


月別小中学校欠席児童数 (H23-25)


登校3年目のお正月


小学校1年生から3年間不登校生だった息子が、イギリスに来てから毎日学校へ通えるようになり3年目のお正月を迎えました。

中学校に進学しても、元気に通学している息子。

だんだん不登校時代が遠くになってきたのかなと思っていました。

冬休みが終わり、新学期が始まる前の日。

「なんだぁ、もう新学期かぁ。冬休みが終わるのやだなぁ。」
と軽い口調でいう息子。


母はなんだか嬉しくなります。

不登校時代には言えなかったセリフ。

不登校生の彼にとっては新学期も長い長い冬だったのです。



不登校脱出と思えた一瞬でした。

でも、その夜、1人でベッドで涙を抑えている息子。

長かった冬休み。不登校時代に感じた何かは今でも彼の心の中にあるのでしょうか。




 ランキングに参加しています。よかったらご協力ください。

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ 
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ にほんブログ村 テニスブログ ジュニアテニスへ




参照: 長野県教育委員会



0 件のコメント:

コメントを投稿